2017年 06月 11日
人と人
人と人はそんなに変わらない。異性であっても外国人であってもそんなに変わらないのだ。男女で染色体だけで言えば、XXが女性でXYが男性である。つまり同じところ、共通しているところが多いのだ。目の色、髪の色、体格、民族に共通する体質。これらの違いは何千年と続いた環境下でもたらされる。だが我々が異質と判断した対象は、物理的にも精神的にも殺すという極端な行動に出る。これは生物学的な反応であろう。
ぼくらの日常はすべての人の日常と変わらない。基本的にすべての人は同じような行動様式を持つ。そこで違いがあるのは多くは環境のせいで、知識は単に学業で得られるわけはなく、民族的な傾向に従う。そこに違いを見出し、ことによると抹殺してしまう。社会悪だと判断して、国際的に許されないと判断して自動的にその対象は抹殺されるのだ。
ふと考える。違いを見つけるよりも共通点を見つけるべきじゃないかと。自爆テロの人間と自分との距離は遠いように思われるが、基本的な部分が同じであると知る必要がある。同じなのに凶行に走る人間とそんなことをしない人間との違いは運がいいか悪いかだけだろう。
by ningenno-kuzu
| 2017-06-11 08:09
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