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スタート

ふらっと旅に出たいなと思ったりした。でも金もないし、時間的余裕もないからそれは無理だ。求職中なのだ。開かれた大海にスポイドでインクを落としたようなぼく。そこにインクの濃度を測るのは至難の業だ。大衆となり、ぼくはどこかにいる。まいったなと正直思う。だがまあ、個性などどうでもいい。だってすべての人が個性的じゃないか。

新たなスタートを切るのはいつごろだろう。まだまだ暑い日は続く。Uターンして春には戻れない。書き物もする気が起きない。だってそれをどうすりゃいいのかわからないからだ。書いてそれをどうしたいのか自分でもわからないのだ。

なんだかな。日本はどうなるのだろう。そして日本人はどういう新たな価値観を創出するのだろう。若い人たちはまったく言葉を知らない。このサンプルはそんなに多くはないからすべての若者に当てはまるとは思わないが、2年前に遭遇した大学生には驚いた。日本語を知らないのだ。詳しくは書かない。ただこれが新しい価値観を持った若者がいるのかと思うと目の前が暗くなる。

浮気して彼女に見つかって別れたことが彼の関心事だった。後悔してますとのこと。ぼくは目を疑った。それが重要な彼の思弁なのだ。ぼくは黙って聞いていた。別に恋愛を否定しようなどとは思わない。だいたい青年期は恋愛に明け暮れるものだ。ただしそこにはルールがある。とはいえそんなルールを誰が決めたと言えば誰も決めていない。だがしかし、そのことが最重要であるとしたらそれはどうかなと思う。婚姻制度を真っ向から否定する気もないが、男女の関係というのは実はぼくはよくわかっていない。頭の中に付き合うという概念が欠落しているのだろう。結婚し家庭を持ち子を育みという流れが一般的だろうが、ぼくはそれを未だに経験していない。だからその普通と言える婚姻が理解できない。ただぼくは生涯において結婚をしないと決めたわけじゃない。ただいろんな重要課題が僕の中にあってそれを優先させたため、ぼくは恋愛も婚姻も普通ではない考えにとりつかれている。

明日からスタート。20年前にスタートした選手はもう息も絶え絶えだ。こんにちは。スタートです。空には曇と表現できる程度の雲がある。だからこそスタート。朝の日差しはもう浴びた。

なんかね、ぼくはデタラメな行動をしすぎなんだよ。去年の夏に働いた職場の長から、初めてだよそんなことする人雇ったの、と言われた。毎年その人は半年間の契約で人を雇っているのだが、僕のような仕事をする人は初めてだと呆れていた。なんだろうなこれ。また穴田さんは小学生みたいに一から十まで教えなきゃならないのかと呆れた。そんな奴です。だからスタート。ここから移動する。まあ一歩ですな。歩き疲れたら休みます。



by ningenno-kuzu | 2017-08-23 07:43 | ブログ | Comments(0)

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by 穴田丘呼