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親方様、疲れておりまする。

あ、陽の光が見えた頃があった。今では太陽は全体をのっぺりと茫洋にその光を届けている。わたしはぼくは誰でしょう。水仙郷からナルシキッソスが浮かんでいます。水面にね。でもそこの誰かは誰かであるべきだ。と、ぼくがといし時、風が吹いて湖面が白んだ。いつかみた風景ですね。ええ、それは遠くから来ます。何もかも捨ててらっしゃい。芳しき臭いを引き継いで、そこに存在と輝きとそこに明滅する人工ライトが見えます。おやすみなさい。いつかみた光景が長らく続きを見せてくれそうだ。
by ningenno-kuzu | 2012-03-06 21:09 | ブログ | Comments(0)

自画像 paint by 魔ギオ


by 穴田丘呼