星に願いを

前も書いたと思うのだが、このブログというやつは書こ書いたものが過去そのものになり、誰もそこまで深く読まないだろうと考えて、また取り上げることにする。たいしたことではないが。

『チキチキバンバン』というミュージカル映画がある。楽しい映画で、ぼくにとって、いや、家族にとって大切な映画であることを告白しておこう。映画では子供を二人持つ発明狂の父親がいて、まったくにぎやかな映画である。ミュージカルなので歌のシーンがあるが、映画のシーンとうまくミックス出来ていて本当に素晴らしい。映画の紹介でないから詳しくは述べないが、ほんと素敵な映画だ。

まずぼくの祖父が発明家であったことを告白しなくてはならない。しかもH町の貧乏博士と呼ばれていたそうだ。彼は肺炎のため死んでしまったそうだが、生きていたら聞きたいことが山積みだ。発明家というキーワードが映画とかぶるし、優しい祖父だったそうだからやっぱり映画とかぶる。ぼくは発明家の血のつながりをふと考えずにはおれない。ぼくは専門は電気工学だが、そういったハード面の発明とは縁がない。二つの研究所にいたことは確かだが、そこには僕の欲しいものはなかったのだ。ひとつは親方日の丸企業だが、施設面は全く問題なかったが、取り扱っているのが原子力発電所関連の研究所だったので、ぼくは早々と退散したのだ。当時、ぼくは原発に対して危険である以上の考えはなかった。関西としては一番大きな研究所でなかったろうか。でもぼくはそこを離れ、関東に向かった。そう、小説を書く環境を求めていたのだ。だが、そこもぼくの欲しいものはなかった。そこには派閥があるだけで、ぼくにはうんざりするような人間関係だったのだ。研究がこれだけ人間くさいとやってられない。これがその当時のぼくの考えだった。東は知らないが、西は京大、九大、関学だった。そいつらに歓迎を受けて入ったが、ほんと馬鹿げた職場だった。ウンザリなんだ。

ぼくの研究は一種の思考実験に近い。物理あたりで行われていたりするが、ぼくはまず人間が研究の対象だった。今でもそうだが。カメラをやったのもそれにつながる。映画も音楽も絵画も文学もすべては研究だったのだろう。僕は考えそして歩く。タバコをくゆらし、そして本を読む。今年の秋はベンチに座ってタバコをくゆらしたい。静かな誰も邪魔のないところに。書きたいことが多いので、星に願いを込めて、ぼくは浮世に遊ぼう。無益な時間などないのだ。無我の状態は保てるなら保ったほうがいいと思う。ピースズのために。ピースズというのはぼくの造語かもしれない。英語辞書を引くのは面倒なので。相変わらず誤字脱字の類が多いがお気になさらずに。今回、本を出したのだが、校正刷りに面倒なので適当に読み流し、適当に赤をいれたため、誤字が見つかった。あるところの「掃除機はかさこそ音を鳴らした」というような表現があるが、そこは「掃除婦のかさこそ音・・・」なんだ。でも、いいよね。机に向かうのが限界に来たので、ここでブログは終わり。テキストを書いてないから見てこれを打ったわけではないので、少しは楽だが、考えながらするのも楽しいが疲れる。ではでは。
by ningenno-kuzu | 2012-04-16 19:25 | ブログ | Comments(0)

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