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特に何もないのだが。

陽射しが強くなってきた。ふと外の空気を吸い込んでみた。初夏の臭いだ。ぼくには誇れるものなど何もない。だが、ぼくは偶然にしてこの世に生を受けた。大切だとは思わないが、何かが出来るのではないかと思う。ただそれだけのことだ。何かをなすこと。それは生きている証だ。ただぼくの場合は、せわしく明滅する。何が正しいかわからぬ。なるようにしかならない。と半分諦めモードだ。ぼくが何かを成したとき。それはぼく自身である。書いた本がフィクションであれ、それはぼくの体なのだ。たかだか爪程度にしても、だ。
by ningenno-kuzu | 2012-05-18 14:41 | ブログ | Comments(0)

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by 穴田丘呼