君がぼくを知ってる

昨日昼過ぎ、明石のマクドでビックマックを食ってると、電話が鳴った。だれだろう、こんな時間にと思うと親友からの電話であった。でると「どこにおるんや?」とのたまった。明石だ、というと「今から北海道に来い」とのこと。はぁ? ぼくは節目である仕事を辞したばかりだった。そのことを彼は知らない。つまり、平日の午後、というのは僕が仕事をしているはずで、そんなことは彼は知っていた。辞めたよ、というとやはり「車で来い」という。あのな~そこに行くまでまるまる2日はかかる。休み休み行くからな。彼はぼくを知っていた。過去に「今から白樺湖に来い」という事例があるからだ。それはある大企業で働いていた頃で、午前中だったような気がする。ぼくは特急などを乗り継いで白樺湖に着いた。電話をすると「ほんまに来たんかい」と。ぼくは弾丸男なのでそのようなこともするのだ。来いというから行っただけだった。ぼくは仮病を装い仕事を休み行ったのだ。

彼はぼくを知ってる。時間と金が許せば、ぼくはアラスカでも行くだろう。そんな奴なのだ。

車で行くとなると、東北震災の影響で北陸周りになる。阪神高速から名阪、そして北陸自動車道。そして北へ新潟を抜けて青森へ。そんなことが出来るわけではないので、丁重ではないが断った。すると「飛行機で来い」と。無茶ぶりもいいところだ。

そういえば彼とは良く車で旅をしたものだ。北陸、東北、信州から東京、静岡、名古屋、三重などを車で縦断した。とはいえ彼は、会社が潰れることイコール日本がなくなるような大企業に永年勤めている。だから有馬温泉などに保養所があり、安く泊まれたりするのだ。ぼくは風来坊で彼は堅実。10代から20代にかけては三宮辺りでよく飲んだ。彼はぼくの非とされることに付いて、丸っきり寛容だ。それは長い付き合いだからだ。彼はぼくの前で2度泣いた。仕事でやらなければならないことをやらなけらばならないこと。彼女にフラれ号泣したり。その彼女というのは社長令嬢でぼくも知っている。ぼくらと同年代で、おそらく彼が最初の男だろう。彼は彼女とバックでしました、などとそんな報告をする。そんな報告などいらない! ぼくは彼らが結婚すると思っていたが、結局別れた。そして彼は号泣。それはぼくしか知らない。彼は今では3人の子持ち。それなのに北海道! ふざけた奴だ。

by ningenno-kuzu | 2012-06-01 12:19 | ブログ | Comments(0)

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