想うこと

季節は秋に向かっている。寂しい季節だ。ものみな終日にうらぶれて日差しも傾き始めた。ここはどこ? わからない。どこかでないどこか。どこでもないどこか。忘れましたか? そう、もう誰も知らない。ぼくらはここにいる。ここからどこかに行く。さようなら。それで良いのでしょ? 風や雨が席巻する頃。我々人類は自然というものを感じる。だが、それもつかの間。地球の主であるかのように振舞う。草木を殲滅させて、食欲を満たすのだ。

外は曇っていた。ごく涼しい。雲は灰色だった。動いては見えなかった。傘をさしていたからだ。また、雨が降りだした。瓦を叩く音がするからわかったんだ。いずれにせよ雨は上がるだろう。延々と降り続く雨はない。来月は時間がありそうだ。このまま静かであれ……。
by ningenno-kuzu | 2012-09-18 08:53 | 藝術の光と影 | Comments(0)

自画像 paint by 魔ギオ


by 穴田丘呼