エム・アイ・ケイ・アイ理化学研究所―逃走する宇宙

人類創世、我々は夜空に輝く星々に目を凝らしてきた。それらはぼくらが取り交わすようにして使う”宇宙”というものだった。そしていま、宇宙の謎が解けただとか、解けるだろうとか言われている。しかしそれは全くの誤解に基づいた、観測データ、もしくは考えではないかとぼくは思っている。

何かの瞬間、ふと夜空を見渡すと街の灯が空の半分を、支配したかのように明るく染め上げている。そしてその上に漆黒の宇宙とともにチラチラと輝く一等星辺りが姿を顕している。時に雲間に隠れながら。ぼくらは延々と科学の子として宇宙を観察してきた。が、捉えられた宇宙の描像はぼくらの住んでいる世界からますます離れていくかのようだ。

宇宙は誰のものか? それは、我々人類のものだ。しかしながら我々は、宇宙を手放したかのようだ。いや、宇宙から決別をくらったのかもしれない。宇宙に対するこれといった悩ましい神秘主義から離れ、それに実利的な宇宙開発からも我々は手を引いていしまった。宇宙には何もない。暗黒物質が取り巻いているだけだと。


寂しくぼくはそれらから傍観し、宇宙のその広さ、その複雑さ、そのエネルギーの凄まじさを、夢の中で捉えてみようかと思っている。


このまま、ホントは長く書くつもりであった。しかし、あすの用事を想い、手をこれ以上かけない。延々と書ける題材ではあるが、ぼくだって生きているのだ。その命のためにこれ以上は書かない。また違う機会を作り、これに続く何らかの創造を得たい。それでは。
by ningenno-kuzu | 2012-11-21 19:29 | ニュース | Comments(0)

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by 穴田丘呼