フラフラと

柳が風に揺られるようにぼくの心はくるくると回る。この間、僕のことを繊細だという人が二人いた。車で運転者と同乗者がそういった。でもそんな風に思ってくれる人は少ない。ぼくはいつでもズケズケと物を言っているように思われがちだ。だが違うんだ。でもそんなこと誰がわかろう。

ぼくの心は傷つきやすくすぐになんでも壊してしまう。淡い希望の火さえぼくはすぐに消えてしまう。ぼくの心根を理解してくれる人なんていない。そうだろうか。わからない。

世の中にはいろんな人がいる。それはぼくにはどうしようもないことだ。いい人ばかりいればいいんだけど、圧倒的に悪い人が多い。またぼくがいい人かどうかなんてわからない。だがぼくは他人には期待していない。期待してずっと待たされ続けてきたのだ。そうしてその期待は裏切られ僕の心をずたずたにしてきた。それでもぼくは飽きずにほのかな期待、甘い想像を膨らませる。でもそれは破られるのだ。傷はつくが、でもぼくはやめられない。淡い期待をすることをやめることはできない。

ひどい目にあったこともある。でもそれはどうしようもない。だってその人たちは僕ではないのだ。だからいつでもぼくは傷ついている。でもそれを前面にださない。誰にもそれと知れることを見せない。だからぼくはすき放題言っているいわば自由な人だと思われることだろう。もしくはわがままな人だと。

でも違うんだ。でも誰にも知られることはない。ぼくはいつでもおびえている。心のそこではいつでも小さな子供がいる。それはぼくの中にいるんだ。

淡い夢から覚めて現実に戻る。ぼくには何もない。初めから何もなかったのだ。いわばぼくは無だ。存在すらしていないのかもしれない。そんな怯えた心がぼくを不安にさせたりする。でも誰も気づかないのさ。

by ningenno-kuzu | 2016-12-26 18:30 | ブログ | Comments(0)

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