2019年 04月 30日
内から外に広がってゆくもの
人間には心というものがあるという。それをどうしたら見ることができるだろう。それは形あるものなのか? それともそもそも見えないものなのか。
人として生まれた限り人としてやるべきことに人は気づくことができるだろうか? それとて形があるとは限らない。つまり見えないのだ。
視覚に並ぶ感覚域。そんなものがどこにあろう。メシイに人は何も見えない。それ何の我々はその人の感覚を思い入れることができない。心はあるのだから想像はできるはずだ。
問題は人間存在だ。この生き物は絶えることなく何万年とある。そうして進化はもう途絶えたという。この生き物にこころがあり、それを使って一番最高な形のありようを目指すことはできるだろう? できないか?
僕たちは伝播するこころの域を持っている。そんなに違わない心性を持っている。負も益も我らにある。かなえられることのない希望や夢。それらは一陣の風となり、作られた演目を装う。
当たり前のようにして僕らは街を歩いているが、それとて確実な道行きを歩んでいるとは言えない。とりあえず毎日歩く道を歩いているだけだ。またそれはそのように見えているだけだ。
夜風。潮のにおい。かぐわしい。心が落ち着く。魚から足が生えて、陸に上がった人類。猿から進化したという人類。そうして果てた人類。
いつか君よ。真夜中に空を見上げて星を見たまえ。
by ningenno-kuzu
| 2019-04-30 18:43
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